秋に縮こまる身体

2018年10月14日

山椒の木のアゲハ蝶の幼虫


もう秋だというのに、バルコニーの植物にはこれでもかと芋虫たちがくっついています。
 
けれども、涼しくなって日照時間も短くなって、植物たちには葉っぱを芽吹かせるだけの力がもうあまりないから、芋虫たちも食糧不足で皆小さいのです。
 
この寒さに縮こまった小さな体で蛹になり、来年の春を待って空に飛び立ち、その次の世代を残すのかと思うと、そんなことが可能なのか、なんだかとても心配になりました。
 
沢山の彼らが、僕のバルコニーの一体どこで蛹になっているのか、僕はあまり把握していません。