音が見えて光が見えます

2018年10月10日

もっと沢山レコーディング機材が欲しい


僕は社会に出た時、レコーディングエンジニアでした。
 
大きな作品に関わったりする以前の段階で辞めてしまったけれど、ミックス作業で、音にコンプやEQを掛けたりすのが僕は好きでした。
 
ミックスはとても奥が深くて、ベースとキック、どちらを楽曲の周波数的に下へ持って行くかで、音楽ジャンルが変わることさえあるのです。
 
周波数を各楽器毎に割り振ったり、音の立ち上がりを調整したり、そうした作業は、写真の色合いやコントラストを調整し、トーンを構成して行くのにとてもよく似ています。
 
昔は音が周波数で見えていて、それは段々と見えなくなって来てしまったけれど、今は、光が見えるようになって来たのです。