頂いたもの
2014年9月28日日曜日

さすが名品、とてもいい音がする
フォトグラファーの師匠が引っ越しをした。
師匠は自分の生活スタイルを見直したいらしく、ともかくいらないものを身の回りからなくしたいらしく、
「タンスもいらないからあげようか?」
と言ってくるほどで、
「タンス無くて服はどうするんですか?」
と尋ねたら、
「床に置く」
というほどの徹底ぶり。
師匠は自分の生活スタイルを見直したいらしく、ともかくいらないものを身の回りからなくしたいらしく、
「タンスもいらないからあげようか?」
と言ってくるほどで、
「タンス無くて服はどうするんですか?」
と尋ねたら、
「床に置く」
というほどの徹底ぶり。
「そのうち裸足で現場に来るのではないか?」
などと心配したりもした。
などと心配したりもした。
そんな師匠から頂いたものの中に、BOSSのギターエフェクター『SD-1』がある。
「高校生の頃、ガールフレンドからパクっちゃったやつなんだ!」
「高校生の頃、ガールフレンドからパクっちゃったやつなんだ!」
裏には書かれた名前がまだうっすらと残っていた。
もうすぐ五十歳の師匠はこのエフェクターを、三十数年、手元に大切に持っていたことになる。
僕は師匠が人生の半分以上を一緒に過ごしたボロボロのエフェクターを前に、人生の短さや儚さについて考えた。
SD-1はその噂通り、甘くまろやかに歪んだ。
もうすぐ五十歳の師匠はこのエフェクターを、三十数年、手元に大切に持っていたことになる。
僕は師匠が人生の半分以上を一緒に過ごしたボロボロのエフェクターを前に、人生の短さや儚さについて考えた。
SD-1はその噂通り、甘くまろやかに歪んだ。