Ω-Glicon
2019/12/07
ピカソの孫のパロマ・ピカソさんのデザインです
付き合って丁度3ヶ月目でしたし、クリスマス間近だとどこも混み合うので、ちょっと早かったですが、お互いのクリスマスプレゼントを買いに行きました。
男性もののリングはマッチョな感じの物がほとんどで興味が持てず、女性もののオリーブの葉がモチーフのものを二人で選びました。
僕のものは幅の広いタイプで、YASUKOちゃんのは途中で途切れているバイパスリングですが、同じモチーフのものです。
YASUKOちゃんは、
「指輪って貰ってこんなに嬉しいものなんだね!今まで、あげるって言われても『指輪くらいで私のことを束縛できるなんて思わないでくれる?』とか言っていつも断ってきたのに、私どうしちゃったんだろう!!
?」
と言って少女のようにはしゃいでいました。
「いっちゃん私どうしちゃったんだろう?」
とはYASUKOちゃんがこの頃よく言う言葉で、結構な浮かれポンポンチキになっている自分を訝しんでいるのだけれども、実際にYASUKOちゃんからは僕のことが大変に好きな様子が日常の中からも伝わって来ます。
夜眠る時も、僕が気持ちよさそうにしている様子をみるのが楽しい、嬉しいと言って、YASUKOちゃんは僕の背中を肘でグリグリして、丹念にマッサージをしてくれます。
それをされると、僕は心地良くてすぐに眠ってしまうのです。
この頃はベッドに入ってすぐに僕が肘グリグリを求めるものですから、
「いっちゃん?
私のこと肘グリグリマシーンだと思ってるんでしょう!?」
と嗜められたりするのです。
そんな時に、
「あれ?肘グリグリマシーンじゃなかったの?」
とすっとぼける為に、マシーンに名称をつけることにしたのです。
それが『Ω-Glicon(オメガグリコン)
』なのです。