Poko's Blog

テクノ

2017年10月9

MARIKOちゃんの腕が太い


僕はこの一ヶ月の間に、Rolandの“TR-8”と“TB-3”とKORGの“volca fm”と“volca keys”を買った。
 
KORGの“volca beats”と“volca bass”は以前から持っていた。
 
そして、ぼんやりと音を鳴らす日々が始まった。
 
なんで急にそうしたシーケンサー機能付きの機材でテクノっぽいことをしているのかというと、ギターやベースや、そうした肉体に依存し過ぎる楽器を弾いて気分転換するほど、僕には精神的肉体的な元気が無くなってしまったからだ。
 
ただ、僕の場合、フロアにいるパーリーピーポーを踊らせる使命などないから、出す音に始まりも展開も盛り上がりも終わりさえもなく、単調な一小節、またはせいぜい二小節か最大でも四小節のループがなんとなく良い感じの音色で鳴ると、僕の音楽はそれで終わってしまう。
 
あまりに切ないので、携帯で動画を撮っておくことにした。
 
そして、その動画をtwitterにアップすると、フォロワーがみるみる減ることがわかった。
 
人々は僕に、一体何を求めているのだろう?
 
 
さて、上の写真は、テクノに挑戦するMARIKOちゃん。
 
僕とMARIKOちゃんの間には、共通する趣味も感性もない。
 
だから、MARIKOちゃんは時に、こうして僕に歩み寄ろうとしてくれる。
 
僕はそれに儚い愛情を感じる。