Poko's Blog

プライドとアイデンティティ

2017年6月4日

グルグルしてた


恋人がベートーヴェンの第九の合唱に参加するので、藝大に聴きに行った。
 
池の水や鯉がグルグルしていた。
 
僕が恋人で特に気に入っているところは、彼女のプライドやアイデンティティが、彼女の才能や努力、技能によってもたらされているところだ。
 
太った女性がプライドやアイデンティティを獲得する時、それはいわゆる「デブ専」と言われる人達からの肉体への賛美による場合があると思う。
 
強い劣等感の根幹である太った肉体が、「デブ専」の界隈では打って変わってもてはやされ、賛美されることで、歪んだプライドと脆いアイデンティティーが育って行く。
 
僕はそういう女性をたくさん見て来たし、そういう女性が好きじゃない。
 
僕の恋人は、その世界でのエリートであり、劣等感とは無縁だし、彼女のプライドやアイデンティティーは、肉体に左右されない。
 
彼女のプライドやアイデンティティーが、彼女の魂によってもたらされていることは、僕の心を軽やかにしてくれる。