天衣無縫
2011年10月11日火曜日
最初に行った時は仕事だった
三連休の中日の夜は、ageHaというクラブに遊びに行った。
中田ヤスタカさんがDJとして出演するというのも楽しみだった。
中田ヤスタカさんがDJとして出演するというのも楽しみだった。
これだけクラバーに愛されながらオタクの人達にも愛されるって、すごく珍しいことだよね。
中田ヤスタカさんの何が好きかというと、その音楽が内包する自由さだと思う。
長年、安いマイクと電話ボックスのような録音ブースを使い、機材もほぼパソコンだけで、録音、ミックス、マスタリングまで一人でしてしまう。
一曲の作曲時間も30分程度とのことだ。
一曲の作曲時間も30分程度とのことだ。
僕は熱心に音楽を作っていた頃があるし、一番最初に社会に出た時の職種もレコーディングエンジニアだった。
僕は非常に苦労して悩みながら、何週間、時には何ヶ月も掛けて音楽を作っていた。
それはまさに産みの苦しみといった感じ。
中田ヤスタカさんの音楽には、その苦しみが感じられない。
勿論、制作に苦労が伴わないわけではないだろうが、それが音楽に現れていない。
彼の音楽を聴いていると、彼が音楽の中でどれほど自由に振る舞っているかを感じる。
彼の天衣無縫な才能が、僕に実現された自由を目の当たりにさせてくれるんだ。