髪が緑になりました
2026.04.22
訪れた伊豆大島にて
僕は、若い時から、何度も髪を伸ばしたりして来たけれど、人生で一度も髪を染めたり脱色したりはして来ませんでした。
それは髪の色をいじったりすることをアイデンティティーにすることを間抜けだなと感じて来たからです。
僕の髪はクルクルしているのですが、これもパーマを当てたわけではなく、天然の巻き髪です。
言ってみれば、僕のクルクルの長髪は髪が勝手に伸びているだけで、それは単なる生き物としての僕の生理現象であって、特に伸ばしたくて伸ばしているのでもなく、逆に髪を切るという恣意的な行為を遠ざけた結果と言えます。
要するに僕は髪をいじるのも好きでないし、髪で自己表現するのも好きではないし、定期的に髪を切って管理するのも好きではないのです。
髪をいじることで自分への見方を変革しようとする行為は、言ってみれば僕にとってはルッキズムへの反抗だったような気がします。
「見た目によって僕の本質などは左右されない」
思春期の頃から、そんな風に僕は思って来たのでした。
そんな僕が、どうして髪を緑色にしてみたのかというと、自分の中に取り立てて屹立した立派なアイデンティティーなど無いのじゃないかな、と思い立ったからではないかと感じます。
それとも、
「髪が緑くらいでなければ誰も僕をみてくれない」
という孤独感や虚しさからかも知れません。