肖像権の許諾に関して

 

Poko/MINOLI堂では、2018年の初頭より、新しい肖像権の許諾ルールや、作品使用のルールを適応していくことにいたしました。
 
基本的な許諾の概念を説明すると、下記のような差異があります。 
 
 
旧ルール:撮影期間を基本とし、その期間の中で撮られた写真、動画は個別の許諾を必要としない。
 
新ルール:作品単位での許諾を基本とし、作品個別での許諾をモデルに取る。
 
旧ルールに関しましては、短期間での商業撮影における許諾書を参考にしたため、私の作品制作におけるモデルと著作権者の姿勢や状況、関係性とは著しい違いがあり、そうした中での旧ルールの適応では、大きな無理が生じてしまいました。
 
新しいルールは、そうした経験を踏まえて作ったものとなります。
 
つきましては、旧ルールの許諾書にサインされた被写体の方、または諸事情で許諾書にサイン頂いていない被写体の方に関しまして、新しい許諾書へ改めてサイン頂ければと思っております。
 
新しい許諾書へサイン頂けていない場合に関しましては、既に発表されている作品に関しては旧ルール、未発表の作品に関しましては肖像権を優先し、個別の許諾の無い写真の使用は控える方針を取らさせて頂きます。
 
また、許諾書には無い独自のルールを個別に盛り込むことも可能ですので、その場合にもご相談頂ければと思っております。
 
写真家、被写体双方の合意形成を大切にし、双方にとってより良い表現をしていければと思っておりますので、どうかご協力のほど、よろしくお願いいたします。