Poko's Blog

相応しさという謎

2017年1月6日

写真はクリスマスイブに僕の好きなバーニャカウダを作ってくれた時


「いっちゃんには誰も触れさせたくない」
と言っていたMARIKOちゃんだったのに、
「いっちゃんには○○ちゃんが相応しい、私は必要ない気がして来た」
と急に言う。
 
『相応しい』ってなんだろうかと僕は考えた。
 
言葉の意味では、似つかわしいとか、釣り合っているという意味だとは思う。
 
僕は過去、恋人の誰に対しても充分過ぎる程には満足することはなかったけれども、誰だって相手に対して不満くらいあるだろうし、不満という意味ではMARIKOちゃんだって僕に対して相当に持っているだろうから、むしろ似つかわしいし釣り合っているし、相応しいとも言えるのではないだろうか?
 
では、相手に与えるものがどれ程あるかという観点から見た場合、僕はMARIKOちゃんに相応しいのだろうか?
 
自分にしか与えられないものが確実にあると僕は確信しているけれど、反面、MARIKOちゃんに平凡な幸せをもたらしてくれる人なら、世の中に沢山いるだろうとも思うし、そうしたなら、僕こそ彼女に相応しくないとも言えるのではないだろうか?
 
何にしても、彼女の心境の変化で、石のように硬かったMARIKOちゃんの心が、柔らかくなって僕の心に寄り添う心地がして、僕は嬉しかった。