“Min” 2023.07.30
Pokoです
 前日の19時半に東京から出たバスが岩国に着いたのが、6時半。
 待ち合わせの時間まで2時間半もあるので、ロケハンがてら、僕は電車に乗りました。
 すると、煙を吐くたくさんの煙突が見えて、岩国が工業地帯であることがわかりました。
 そして広島がとても近いことも。
 僕はこの活動を始めた最初期に僕のモデルになってくれて、その後、恋人でもいてくれたkotoちゃんのことを思い出しました。
 https://minoli-do.tokyo/Archive/koto_01.html
 僕は彼女を訪ねて、広島まで高速バスで訪れたことが二度ほどあるのですが、その時の気持をふと思い出して、僕は彼女のことが恋しくなりました。
 ロケハンの結果、わかったことは、電車の停まる駅がどこもとても雰囲気があるということです。
 僕はあることを閃きました。
 8時半頃に岩国へ引き返し、ご飯を食べて待ち合わせ時間の9時を待ちましたが、Minちゃんからトラブルがありかなり遅れてしまいそうだとの連絡がありました。
 ふと、虚無的な僕は東京へ帰ってしまおうかとも思いましたが、
 「時間はたくさんあるので、のんびり慌てず、気を付けて来てくださいね」
 と返信し、待つことにしました。
 Minちゃんは11時半にやって来て、とても謝っていました。
 飼い猫が漂白剤入りの水を飲んでしまったとのことで、動物病院に連れて行っていたとのこと。
 日はすっかり昇ってもう大変に暑かったので、僕は朝方のロケハンの時に思いついた撮影プランを提案してみました。
 それは電車に乗って移動し、いろいろな駅のホームで撮ろうというものでした。
 Minちゃんはそのプランに賛成してくれました。
 何駅か撮った後、最後だけ、駅から出て、海辺まで歩きました。
 とても美しい写真が撮れて、僕は、あの時虚無的になって東京へ帰ってしまわなくて本当に良かったと感じました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
